農家で働くなら絶対知っておいた方が良い「労働基準法の適用除外」について書いていく。

 

こんにちは。ニートから農業のバイトをやっていた者です。今回は「農業の労働基準法の適用除外」についてです。農家でバイトや社員として働いている、もしくは働こうとしている方は絶対に知っておいた方が良いです。ちなみに、私は何も知らずにはじめました。農業と労働基準法の関係を詳しく知ったのは、別の農家に移った時の面接で「労働基準法の適用除外」うんぬんの話をされたときでした。

 

農業では労基法が一部が適用されない。

農業に労働基準法がすべて適用されないという訳ではありません。あくまで「一部」が適用されない(=適用除外)ということです。

農業の雇用と労務ガイドから引用)

労働時間と休憩、休日、割増賃金などが適用を除外されています。

簡単にいうと、農家の雇い主は従業員に対して…

・何時間働かせてもOK

・休憩の定めはなくてOK

・休日の規則はなくてOK

・深夜労働の割増賃金はナシ

・満15歳以上で満18歳未満の者を深夜労働させてもOK

・妊娠中の女性及び産後1年を経過しない女性 を働かせてもOK(深夜労働は除く)

という感じですね。これってよくよく考えると恐ろしいですよね…。休憩が与えられなくて、休みが無くても法的には何ら問題がないということですからね…。

 

私が実際に働いていた農家の労働環境

実際の農家では、従業員を休み・休憩なしで働かせているのかというと、そうではないと思います。もちろん、中にはブラックな農家もありますが…。

ちなみに私が働いていた2つの農家の労働条件はこんな感じでした。(農家のバイトが「農家の正社員の年収」を推定してみた。にも書いています。)

 

1つ目の農家

月給:16万6,000円 休み:週1日のみ 勤務時間:8時間~10時間(休み時間あり) 昇給:能力による ボーナス:能力による 備考:社保完備

2つ目の農家

勤務時間:7時~18時(昼休み1時間あり) 休み:週1日 年間休暇日数:56日 給料:195,000円~250,000円 通勤手当 月額:5,000円 残業あり:月平均26時間 昇給:能力による

 

1日の労働時間は、8時間を超えてますね…。これは、適用除外されている項目に当てはまりますね。普通の企業なら、労働基準法の「1日8時間、1週40時間を超えて労働させてはならない(休憩時間を除く) 」を守らないといけませんが…農家にはそれが関係ありません。一応、休みと休憩時間は確保できていました。が、繁忙期は休みがなかったですね。休みがないのも労基法的には問題ないんですよね…。

 

なぜ農家は適用除外されているのか

理由は様々だと思いますが、実際に働いていた経験から考えると…「時間の管理が難しいから」だと思います。

例えば、明日大雨になると予報されれば、その前の日に多めに野菜を収穫しておこうとなる場合があります。つまり、天候によって作業が大幅に増えることがあります。そのときに「労基法第32条  1日8時間、1週40時間を超えて労働させてはならない」と言っていたら仕事になりません。日によっては普通に8時間超える日があるのに、それを規則で縛っていたら仕事として成り立たないという現実があるからだと思います。

休憩・休日の定めが適用除外されているのも同じ理由だと思われます。私が働いていた農家だと、先ほども労働条件を載せましたが、休みは「週1日」と規定されていました。が、繁忙期は休みが取れませんでした。米とネギを作っている農家だったので、秋の時期になるとネギの仕事と米の仕事が重なって、滅茶苦茶忙しかったですね…。 こんなときに「労基法第35条 1週間に少なくとも1日、または4週間で4日以上の休日を与えなくてはならない 」なんて言ってられませんよね。これが農家の現実でした。

 

まとめ

農家の労働基準法の適用除外については、農業雇用改善推進事業ホームページを見ればわかりやすいと思います。私もこのサイトを見て学びました。もっと早く知れば良かったよ…。

農業雇用改善推進事業ホームページ

 





 

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